うつ病を治療したいなら|基礎知識を知っておこう

「うつ」は治療で良くなります

予め知っておこう

聴診器

どの科が適切か

うつ病かもしれないと思った場合は、出来るだけ早い段階で病院に行き、本当にうつ病かどうかの診断を受ける様にします。そうする事によって早期発見が可能になるので、もしうつ病を患っている場合は早い段階での治療が可能となるからです。ただ、うつ病自体はとても有名な病気となっていますが、実際に受診する場合は何科に行くべきか、さらに何を用意しておくべきか分からないと言う人も少なくありません。先ず病院は精神科、若しくは心療内科に行く様にしますが、その場合、どの様な状態になっているかで分ける事も可能です。一般的には心の方に症状が出ている場合は精神科に、身体的な症状が出ている場合は心療内科を選ぶ様にします。またその時は出来るだけ自分にとって通いやすい場所にある病院を選ぶと、今後通院する時に通いやすいと言うメリットがあります。実際に病院を選んだら、今度はその病院に診察の予約を入れるのですが、初診時の予約の可否は病院によっても違っています。もし初診での予約が不可という事になっていた場合は、当日保険証等必要なものを持って病院に行きます。また予約が可能となっている病院の場合は自分の都合の良い日を指定し、その時間に合わせて病院に行きます。病院では問診票に記入し、さらに検査を受けてから診察を受けると言った形で進んで行き、最終的にうつ病かどうかを判断します。医師は受診の際に色々な事を質問して、その人の状況を把握しようとするので、質問に答えられるようにしておきます。ただ実際に受診する際、なかなか自分の症状を正しく説明できない場合や、説明したりないことが出てきてしまうことも珍しくありません。正しく判断する為にはなるべく医師に対して自分の状況を的確に伝える必用があるので、症状を書いたメモ等を持参する様にします。いつごろからどの様な症状が出ているか、その頻度、重症かどうかといった事を書いたメモを持って行き、それを受診の際に医師に渡します。そうすれば自分が感じている不具合をその場で説明することができなかったとしても、医師にその状況を知ってもらうことが出来るからです。もちろん文章として長く書く必要はなく、箇条書きでも、さらに走り書きの様な状態になっていたとしても問題ありません。医師は検査の結果だけでなく、その人が診察室に入ってきた様子や話し方等様々な側面からうつ病かどうかを判断するからです。この様に、受診の際には知っておくと良い事がいくつかありますが、特に予約とメモに関しては初診時に準備しておく方が良い物です。うつ病の治療はある程度の期間を要するのですが、まずは正しく自分の状態を診断してもらわなければいけません。必要な治療を受ける事が出来るようにする為にも、伝えたい事はメモに書いておくようにすると、医師に情報を伝えやすくなります。また自分だけで病院に受診する事も出来ますが、家族や友達等普段の様子を知っている人に付き添ってもらう方が良い事も有ります。先ず家族等にうつ病について正しく理解してもらいやすくなると言うメリットがあるだけでなく、医師にうつ症状が出ていない普段の様子も伝えて貰えるからです。その為、より状況を医師に把握してもらいやすくなるので、症状に合った正確な治療を受けやすくなると言うメリットがあります。

悩む人

医師・病院選びのポイント

うつ病の治療には大きく3つの期間に分けられ、全体としては平均12週間程度かかると見込まれます。ただしその後も経過観察が必要であるため、治療は長期に及びます。よって、その期間中に信頼し、協力できる医師を選ぶことが大切です。

女性

専門の医師の指導を

うつ病は治療のできる病気です。大体の場合は投薬治療でコントロールしていくことから始まりますのできちんと医師の指示に従うようにしましょう。疑問点などはその場で解決し、うつ病の完治に集中できる環境を作ることも大切です。

相談

最も患者数が多い精神疾患

うつ病は、昔から存在する治療が困難な精神疾患で、毎年発病する患者が増え、社会問題にまでなってきています。独自の判断で治療せず、まずは専門の医師が在籍する病院に行って診断を受け、有効的な方法で回復させていきましょう。